いよいよ2022年11月21日よりワールドカップが開催されます。
今回は、この10年間世界の強豪国の1つとして君臨し2018年ロシアワールドカップでは3位に輝いた”赤い悪魔”の異名をもつ強豪国。
サッカーベルギー代表のフォーメーションと2022のスタメン予想!黄金世代の選手や監督は誰なのか調査していきたいと思います。
ワールドカップ史上初の中東&冬季となるFIFAワールドカップ2022カタール大会。
さまざまな注目ポイントがありますが、黄金世代と呼ばれるスターたちが高齢化や引退もあって、国内での報道は「代表としてのクオリティーはFIFAランキングほど高くない」との声があるなか、どれだけの結果をのこせるのか?
グループリーグを突破すると、日本代表と対戦する可能性も高いので、気になるのはチームの情報です。
・ベルギー代表選手の最新フォーメーションは?
・ワールドカップ2022のスタメンや黄金世代の中の注目選手は?

”赤い悪魔2022版”を招集した監督は?
W杯予選で活躍したメンバーなどを見ながら、黄金世代と言われているベルギー代表がどのようなチームなのかを見ていきましょう。
ベルギー代表のフォーメーションや2022年のメンバーは?

ワールドカップ2022でのサッカーベルギー代表の主力は4年前とほぼ同じです。
つまり彼らは4年分歳をとっているというのが現状で、少なくとも戦力値は上がってないと言えるでしょう。
FIFAランクは18年10月から22年2月まで1位を維持していましたが、だからと言ってどんな相手にも勝てるというわけではありません。
現在は2位。
実際、世界チャンピオンとして挑んだ2021年のEUROは、優勝したイタリアにベスト8で敗れ、頂点に辿り着けなかったようです。
さて、そんなベルギー代表のフォーメーションを見ていきましょう。
前線3人の個のクオリティーが高いがゆえ攻から守の局面で彼らの前の残りを許すことがあり、その結果、中盤の中央がウィツェルとティーレマンスの2人だけになりがちになります。
そうすると人数的に不利になって、チーム全体が後退していくという現象が起こってます。
ここのところベルギーは失点が多く、CBが批判に晒されていましたが、チームが抱える構造的なものですね。
ベルギー代表の基本フォーメーション |
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System:3-4-2-1 |
最新の基本フォーメーションは3-4-2-1。
スタメンに採用されるであろう「当確」しているメンバーも見ていきましょう。
ポジション | メンバー | 所属クラブ |
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GK | ティボ・クルトワ | レアル・マドリード |
CB | ヤン・ヴェルトンゲン | ベンフィカ |
CB | トビー・アルデルワイレルト | アル・ドゥハイル |
CB | レアンデル・デンドンカー | ウォルバーハンプトン |
左WBMF | ヤニック・カラスコ | アトレテコ・マドリード |
CMF | ユーリ・ティーレマンス | レスター |
CMF | アクセル・ヴィツェル | アトレティコ・マドリード |
右WB | ティモシー・カスターニュ | レスター |
トップ下/ウイング | エデン・アザール | レアル・マドリード |
トップ下/ウイング | ケビン・デ・ブルイネ | マンチェスターシティー |
FW/CF | ロメル・ルカク | インテル |
GKのティボー・クルトワ、3人のCB、豊富な運動量を持つ中盤でチームのバランスを保っています。
両WBにはスピード、テクニックのある選手を揃え、素早いカウンターを仕掛けたり、デ・ブルイネのアイデアのあるパスで崩したり、時にはパワープレーに出たりと、選手の個の力を活かした攻撃パターンが特徴的ですね。

ロシアW杯、対日本戦で見せた高速カウンターはヤバすぎでした!
前回3位!強いベルギー代表のスタメン選手や背番号は?
前回大会では史上最高の3位という成績を残したベルギー代表。
この結果を「成功」と見るのか、ピークの黄金世代が優勝できなかった「失敗」と見るのかは議論の余地があるようです。
しかしながら、チャンピオンではありますので、プレミアリーグでも最優秀選手に選ばれているメンバーがごろごろいます。
そんな猛者たちの中でも今大会で注目してほしいスタメン確定の選手をご紹介。
もしかすると日本代表とも対戦するかもしれませんので是非チェックしておいてください。

ベルギー代表といえばこの4人!
GKティボー・クルトア
ティボー・クルトアのプロフィール |
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生年月日:1992年5月11日(30歳) 身長:200cm 体重:96kg 所属クラブ:レアル・マドリード 背番号:1 |
GKに求められるすべての能力が高い世界屈指の守護神。
自分がナンバーワンと信じ込み、マドリードでも代表でもビックセーブを連発し、CL決勝でレアル・マドリードを優勝に導くセーブを連発しMOMになり、チームにとって必要不可欠な存在です。
バレーボール一家で育ったクルトア、姉はバレーボールの代表選手でもあり、幼少期からボールを掴む感覚が養われたのでしょう。
レアル・マドリードではBチームの日本代表選手でもある中井卓大がAチームに昇格したら、共にピッチに立つシーンが観れるかもしれませんね。
FWロメル・ルカク
ロメル・ルカクのプロフィール |
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生年月日:1993年5月13日(29歳) 身長:193cm 体重:94kg 所属クラブ:インテル 背番号:9 |
代表歴代ゴール記録を更新中の名ストライカーのルカクは、単騎カウンターがゾーンに入ると天下無双でフィジカルも強くセンターバックを背負って漏らすことなく足元にボールを収めて行きます。
しかし21年の夏の移籍(インテルからチェルシー)を境に評価を落としています。
チェルシーへの移籍を選択したことが凶とでており、12月にはインタビューで移籍を後悔しているとも取れる発言をして懲罰の対象になってしまっています。
ワールドカップで成績を残し、信頼を取り戻すような活躍が求められてます。
MFエデン・アザール
エデン・アザールのプロフィール |
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生年月日:1991年1月7日(31歳) 身長:173cm 体重:76kg 所属クラブ:レアル・マドリード 背番号:10 |
負傷後のリハビリ終了を機に6月の代表マッチ4試合すべてに出場し、チェルシー時代の絶好調時には及ばないですが、比類なき選手は健在で採算チャンスを創出しました。
しかし、まだマドリードでの出場機会は限定的で、ワールドカップ2018での眩い輝きを放ったスターは、今や忘れられた存在となっています。
近年のチームの最大の問題はエデン・アザールの状態、マドリードでの3年で別の選手になってしまったかのように、らしくないプレーを晒していると分析されてます。
このキャプテンが輝きを取り戻せるかに、世界制覇がかかってると言えるでしょう。

ものすごいキレのドリブルとターン、強烈な一撃は戻ってくるのでしょうか。
同じレアル・マドリードで肩を並べるチームメイト、日本代表選手の中井卓大と対決は実現するのか?
中井卓大のスペイン国籍やプロフィールを調査した記事もお読みいただき、よりワールドカップを楽しんでいきましょう。
MFケビン・デ・ブルイネ
ケビン・デ・ブルイネのプロフィール |
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生年月日:1991年6月28日(31歳) 身長:181cm 体重:68kg 所属クラブ:マンチェスターシティ 背番号:7 |
世界最高の攻撃的MFの1人で代表を牽引するリーダー。
21ー22シーズン前半戦の調子は上がらなかったですが、本来の状態を取り戻してからは高パフォーマンスを連発しています。
冷静な外見とは裏腹に鋼の芯を持つデ・ブルイネ。
遅すぎず速すぎず絶望のパスをライン間に通す”赤い悪魔のコンパス”が今大会での見どころとなるでしょう。
ベルギー代表の黄金世代メンバーを招集した監督は?
ロベルト・マルティネスのプロフィール |
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生年月日:1973年7月13日(49歳) 国籍:スペイン 就任:2016年8月 |
・2007年現役引退後、スウォンジー・シティで監督キャリアをスタート。 ・以降、ウィガン、エヴァートンの監督を経て、2016年8月からベルギー代表監督に就任。 |
ベルギー代表では2018年のロシアW杯でベルギー史上最高位となる3位で大会を終えたほか、EURO(2016、2020)では2大会連続ベスト8に進出し成績を残しています。
2018年のザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズの最優秀監督賞の候補11人にノミネート、今回のワールドカップ2022ベルギー代表メンバーを招集した監督です。
システムとレギュラーの顔ぶれはあまりいじらないようですが、戦況に応じた采配は柔軟かつ的確。
何度も劣勢を覆してきた手腕は光るものがあります。
今大会が黄金世代チームにとっての集大成にできるかが注目されています。
そんなロベルト・マルティネス率いる”赤い悪魔”ベルギー代表と日本代表が対戦する可能性がなくもないのがW杯。
同じレアル・マドリードの選手もいる中井卓大がキーマンとなって世界最高峰のチャンピオンに一矢むくうことができるのか!

本当に楽しみですね
サッカーベルギー代表の調査まとめ
という事でベルギー代表のフォーメーションとワールドカップ2022のスタメン予想、黄金世代の選手や監督は誰なのか調べてみました。
いかがだったでしょうか。
基本フォーメーションは3-4-2-1。
2018年W杯3位の黄金世代のスターたちの高齢化や引退もあって、「代表としてのクオリティーはFIFAランキングほど高くない」と評価がされてます。
とはいえ注目選手はやっぱりこのメンバー。
・GKクルトア
・FWルカク
・MFアザール
・MFデ・ブルイネ
11月に開催するW杯の目標もちろん優勝のベルギー代表。
黄金世代と言われた選手達の、最後になる可能性の高いこのW杯カタール大会。
ピークと言われた2018年のロシアW杯以上の成績を上げるのは、なかなか厳しいのが現実ですが、E・アザールとルカクの状態が上がれば、優勝の可能性が少しは見えてくるかもしれませんね。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。