すずめの戸締まりはつまらなかった?意味不明で面白くないと評価される批判理由を調査!

すずめの戸締まりはつまらなかったのか調査した画像 新海誠

すずめの戸締まり肯定派!って方は閲覧注意です。

ということでこ今回は、すずめの戸締まりはつまらなかった?

面白くないと評価される批判理由などを調査!

という辛辣ではありますが、人気映画にはつきもののアンチ評価といったテーマに沿って調査をしていきたいと思います。

※ここからネタバレがありますので観覧注意!

新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』は、それは物凄い人数のファンが評価しています。

肯定的な評価は圧倒的に多いのですが、やや難解な構成の内容ゆえに批判的な評価も存在しています。

そんな厳しい疑問がこちら。

・シンプルに面白くない?

・難しいからつまらない?

・意味不明で微妙?

これらの批判理由を調べていきましょう。

すずめの戸締まりはつまらなかった?

新海誠監督の最新作で話題沸騰中の『すずめの戸締まり』ですが、賛否が非常に両論しております。

もう少しくだけて言いますと、一つの映画で肯定できる部分と批判したい部分が存在する、精神的に忙しい作品といった説明がしっくりくるかもしれません。

しかし今回の調査は”つまらなかった”といった部分にフォーカスして一般の口コミをかき集めてみたいと思います。

新海誠監督は有名なだけに評価がものすごく高いですが、その分アンチも存在していたりします。

他の代表作もかなりヒットした面白い作品ですが、厳しい指摘も見られたりするので、新海誠の作品はつまらない?全部似てるし面白くないといった口コミを調査した記事を参考に見てもらえると、そういう見られ方もあるのかと考えさせられたりします。

すずめの戸締まりの面白くない部分の口コミ

えーっと…まあ極論、好みは千差万別なのですが、面白くなかったと言われている部分を抜き出してみましょう。

◉主人公の鈴芽が喋りすぎ
◉説明的なセリフが多い
◉重いテーマの作品はもういい
◉アニメーションが進歩しすぎ

まずは、主人公のすずめの”世間に合わせるためにする説明台詞”が多すぎて感情移入できない、言い訳がましい。

といった厳しい指摘があります。

例えば、主人公の鈴芽が手を前に組んで祈るようにして鳥居をくぐるシーがあるのですが、そのシーンのナレーションが「彼女は強く祈りながら鳥居をくぐった」と説明が入る部分で”見りゃあわかるじゃん!”と突っ込みたくなるのだそう。

何のための美しい描写のアニメ?と。

新海誠への作品に対しての批判もあるようです。

それは、災害を描いた作品は今回で3作目なので、もうそろそろテーマが重い作品はいらないのではないか?と。

巨大資本で売れる作品を求められた結果、新海誠の存在自体が重い映画の監督と定着しつつあるので、また天門と組んで”等身大の作品”を作ってほしいといった声が見られます。

体臭が納得する売れ線に走りすぎるのではなく、誰か一人に深く刺さる作品作りに帰ってきてくれと。

アニメーションが進歩しすぎとの批判もあります。

新海誠作品の売りは美しい背景なのは周知の通りで、今回は2Dアニメと3DCGアニメの融合により背景技術の再現を図っていますが、超絶美麗背景が普通の背景になってしまっているという部分。

すずめの戸締まりの意味がわからない部分の口コミ

◉謎キャラの説明不足
◉RADWIMPS押しのはずが急にユーミン
◉地震が起きるシーンがもののけ姫
◉ジブリ作品に似た部分が多い
◉驚く台詞の乱用

映画の後半に向かって”結局あのキャラはなんだったの?”とか、”その仕組みは何?”とかの荒が目立っていくと言います。

新海誠の脳内ではちゃんと理由があるのでしょうが、その考察を観客に丸投げしすぎているらしいのです。

「あれってどういうことだったのだろう?」くらいの加減で描けなかったのが意味がわからないと。

どちらかというと「は?何それ!意味は?」となってしまうみたいです。

主人公が車で旅をするシーンで、ユーミンの「ルージュの伝言」が流れる場面で、アニメファンは困惑します、”しっかりジブリやん”と。

これまではRADWIMPSゴリ押しできて、今回はハズしだったとしてもなんでその選曲?と開いた口が塞がらない方が続出したそうです。

”猫”と旅をしているし結構長尺で流れてクロネコヤマトの宅急便も登場し、「魔女の宅急便」オマージュにしてもちょっといじってる?感があるほど耳につくと言います。

映画の中で地震が起きるか起きないかのシーンのBGMもジブリの「もののけ姫」の”デイダラボッチ”まんまだった部分、謎キャラ(ダイジン)と旅する部分は「千と千尋の神隠し」に酷似している部分。

くどいほどに「ええっ!?」という台詞の乱用している部分も気になると言います。

驚く表現は確かに信憑性が増して重要ではあるがあまりにも多すぎるみたいです。

すずめの戸締まり批判理由3選

人気アニメ映画監督故に新海誠『すずめの戸締まり』の厳しい評価があるのは否めないです。

君の名は。』『天気の子』と続いて新海誠ワールド全開の綺麗な作画と、独特のパラレルワールドを舞台とした行ったり来たりや、監督の性癖と雨。

と言ってしまえば雑な説明になってしまいますが、まあ安定した新海節でお送りされるわけなのです、見易いは見易いのですが細かい部分や設定に対して強引さがみられるとの声もあります。

例えば、扉を開いたり閉じたりの描写にどんな意味があるのか?

扉の重要性に対する説明不足が、閉じ氏のキャラの深みに欠けることや、草太のキャラをもっと詳しく深掘りしてほしかったとか。

扉が開かないための「要石」がなぜ動物に化けるのか?

なぜその動物なのか?

ストーリーが進んでいく中、説明不足で話が入ってこないとも評価されてます。

ここからは批判される理由を具体的に見てみましょう。

【批判理由1】はっきり「3.11」と明示した部分

特に批判されている部分を見ていきましょう。

3.11とはっきり書く必要ある?

なぜ「3.11」をはっきりとラストで明示したのか?という部分です。

被災された当事者の方が見たら不謹慎で不快感を覚えるのではないか?被災者ではない映画観覧者も気を使ってしまうほどだそうです。

映画の内容でなんとなく伝わるし、それぞれの感じ方でいいはずのなのに、3.11としてしまうともうあの悲しい被害のことでしか見られなくなり、「はっきりいっちゃう意味って何?」と不安になってしまうんだとか。

”場所を悼む”という設定はいいものの、忘れ去られた場所と東日本の被災地を同列に置いてしまうことの危険性を指摘しています。

天災事態を取り上げるのはいいが、3.11を”泣ける部分”にするのはどうかといった疑問が出て、被災者の方々がいらっしゃいますし、「感動した!」と大声で言ってはいけない気持ちになると言います。

【批判理由2】草太に惹かれた理由がイケメンだから微妙

すずめの戸締まりには宗像草太というイケメンキャラが登場します。

新海誠監督の『君の名は。』の場合は、男女二人の並行して進みながらリンクしていく切なさやもどかしさがあったりしたわけですが、今回は”山道ですれ違ったから”がきっかけになってます。

草太の設定が雑

それだけでそんな深い関係になって世界にとって重要な役割を共有して救うために死闘するのか?といった部分がちょっと強引なのでは?と無理な設定を指摘されています。

あとこの草太のキャラが、ジブリ作品の『ハウルの動く城』に出てくるハウルそのまま丸パクリだといった声も見られます。

確かにロン毛でミステリアスで物静かなキャラは似ていて妙な部分を感じました。

先ほどの「ルージュの伝言」の部分もそうですが、誰が見てもわかる比較対象と被っていることに新海監督は気づかなくてやっているのか?もうメジャーの興行成績を気にするのが嫌になって投げやりになっているのか?

こういった深読みまで出てしまうほど迷走感が漂った部分だと言えます。

【批判理由3】ダイジンが可哀想で共感できない

この物語で「ダイジン」という猫のようなキャラが重要な存在として登場します。

ダイジンが可哀想で感動できない

鈴芽につきまとって物語を振り回す存在なのですが、鈴芽はダイジンに対して今までの日本における大きな天変地異を「お前のせいだ!」と罵るシーンがあります。

ずっと長い間要石として働いてきて、やっと少しの休暇で常世に召喚したダイジンにとってはモンスター級のクレームです。可哀想です。

さらに指摘は深掘りされていきます。

それは鈴芽は、自分も世界も彼氏も犠牲にせず”要石”としての役割をダイジンに押し付けた点です。

例えば『天気の子』の帆高は世界と好きな人を天秤にかけて「好きな人を選び世界を不幸にした」結果をちゃんと受け止めました。

しかし鈴芽は、平和な世界と好きな人の両方をダイジンを犠牲にすることによって得たような設定が残酷に見えると。

鈴芽が平和な世界で好きな人と幸せに過ごしている時に、ダイジンは冷たいところで孤独に地震を防いでいます。

それでみると、ダイジンが可哀想だということが強く印象に残るのかもしれません。

すずめの戸締まりはなんだかんだ言っても評価は高い!

ここまでは、批判的な評価を主体に調査してきましたが、それでも世界の新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』ですので、非常に人気で評価が高い中での、ある一部分の批判を抽出さしせていただいたまででございました。

今回の『すずめの戸締まり』も裏設定の考察や、人気のキャラのファンアートなどでの盛り上がりもたくさんございますので、以前に調査したすずめの戸締まり裏設定をネタバレ考察!ダイジンの正体や3本足の椅子の意味などを調査した記事で、その魅力を確かめていただけたら幸いです。

ネタバレありなので映画を見た後でお願いいたします^^

すずめの戸締まりはつまらなかったのか調査まとめ

ということで今回は、すずめの戸締まりはつまらなかった?

意味不明で面白くないと評価される批判理由を調査!

こちら企画はいかがだったでしょうか。

ファンタジー要素とリアルを織り交ぜてミックスしたような作風が特徴の新海誠監督作品は、ある意味どちらからの入口からきた視聴者が共存しているとも考えられます。

その分、両極から見た評価の中で、批判と取れるような解釈が生まれるのはどうしても避けて通れない部分ではあります。

ただ裏を返せば、それほどたくさんの人たちから期待され、真剣に考察されているともとれますよね!

アニメ大国日本の代表的監督として、これからもいろんな困難を乗り越えながら賛否両論も跳ね退けちゃうくらい尖った作品を作り続けていただきたいですし、私たちも待ち望んでいます。

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。