今回は、『猫の恩返し』と『耳をすませば』つながりがあるの?猫の名前が同じ?『猫の恩返し』は誰が書いた話なの?
こちらの調査をしていきたいと思います。
ジブリ史上初の異色のスピンオフ作品として取り上げられる2作品。
どちらの作品も猫が中心となってる話です。
そこで気になるのが、『猫の恩返し』と『耳をすませば』はつながった話なの?
猫の名前が同じだよね?
『猫の恩返し』は誰が書いた話なの?
こちらを調べて疑問を解決していきたいと思います。
猫の恩返しは耳をすませばのその後とつながりがあるの?
この2つの映画は公開年が7年空いており、『猫の恩返し』は『耳をすませば』のスピンオフ映画として制作された作品です。
つまり2つの映画はつながりがある作品です。
確かに猫の名前など共通点がたくさんありますよね!
『猫の恩返し』は『耳をすませば』の続編であることは公式にジブリが発表されており、パンフレットにもしっかり掲載されてます。
そのつながりは?と言いますと。
『耳をすませば』の主人公は小説家を目指す少女”月島雫”です。
『猫の恩返し』はその雫が大人になって念願の小説家となり7年後の22歳の時に描いた小説が舞台という設定で発注されてます。
同じ猫の名前は【置物のバロン】?
『猫の恩返し』というスピンオフ映画、実は掘ると深い設定がされてます。
といっても『耳をすませば』に登場する”聖司”も”雫’も出てきません。
しかし猫の名前を見てみると同じ名前が出てきます。
『耳をすませば』に出てきた猫の置物”フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵”。
『猫の恩返し』では”バロン”で登場します。
『猫の恩返し』で主人公と一緒に活躍するバロンは、『耳をすませば』に登場する天沢聖司のおじいちゃんの店「地球屋」に置いてあった”猫男爵”の置物がモデルになってます。
姿もそっくりで、名前も”男爵”を意味する”バロン”で同じ。
おそらく、少女の時の雫が小説を書くときに、「地球屋」で見た置物を参考にしたという設定でしょう。
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かっこいいバロンの声優はイケメン袴田吉彦?
バロンの声優は誰? 『耳をすませば』猫男爵:露口 茂 『猫の恩返し』バロン:袴田吉彦 |
このように、監督が違うのと、時代が違うといった理由、あとは微妙なキャラ設定の違いで声優は共通ではないようです。
その時代の旬なイケメン俳優などををあてがわなければ興行的にも影響しますので、そのような理由が考えられます。
そしてバロンの声優は、さすが実力派俳優”袴田吉彦”だけあってかっこいいですね^^
他近年にちょっとスキャンダル事件を起こしたようで、扱いが天と地のさほどになったようですが、誰でも失敗の一つや二つありますから^^
それとこれとは別、暖かい目で耳で迎えてあげてください!
猫のムタ(ムーン)名前の種類は?
あと、『猫の恩返し』に登場するムタは『耳をすませば』でも雫が聖司のおじいちゃんの店「地球屋」にたどり着くきっかけとなった猫のムタ(ムーン)として登場します。
電車に乗ってきた強者のデブ猫”ムタ”は『耳をすませば』ではいろんな種類の名前で呼ばれてました。
人によって、お玉とかムタとかムーンと数種類の名前があります。
しかし2つの映画に登場するムタ、見た目はちょっと違う画風で書かれてます。
これは監督が違うといった理由ですね。
それぞれの物語で役の違いが出てきますのでそれに合わせた結果がそうなったようです。
『猫の恩返し』ではこの猫は愛称が”ムタ”で本名がルナルド・ムーンと設定されてます。
ちなみに”ムタ”とつけた理由は宮崎駿がプロレス好きで、当時活躍してたグレート・ムタから拝借されたと言う逸話があります。
確かに映画の中でも果敢に闘ってる”ムタ”と重なる部分があります。
そして、どちらのムタも主人公の導き役という共通の役所に配役されてます。
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猫の事務所と地球屋はモデルが一緒で今は聖地になってる?
次に『猫の恩返し』と『耳をすませば』つながりがある建物編を見ていきましょう。
それは、『耳をすませば』に登場する「地球洞」が『猫の恩返し』に出てくる白猫のユキちゃんから天の声で向かうように指定される「猫の事務所」と一緒だという共通点です。
これは、宮崎駿が原作者にリクエストしたというエピソードがあります。
それぞれの作品で屋根の形が多少違う部分もありますが、外観はなんとなく似てます。
しかも、主人公が「猫の事務所」または「地球屋」にたどり着くシーンはそっくりです。
どちらもムタ(ムーン)がきっかけでたどり着くところも一緒。
この同じ2つの元々のモデルは、東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘に実在したカフェと言われてますが実際に行った人の話によると存在は確認できなかったようです。
ただ、駅前には『耳をすませば』のモニュメントもあるので街全体がモデルになったのは事実だったということがわかります。
いくとわかりますが、映画に登場する建物に非常によく似た家も点在することから、おそらく建てた御家族は『耳をすませば』を意識したのでは?という想像もできるみたいです。
駅前や町の景色も映画に登場する坂道なども『耳をすませば』の聖地として今でも熱心なファンが訪れます。
『猫の恩返し』は誰が書いた話なの?
映画の中での作者は月島雫ということは先ほどお伝えしましたが。
リアルの方の話は誰が描いた話なのか?
今度はこの疑問を解決します。
この二つの作品は、ジブリオリジナルではなく原作者がいます。
もともと『耳をすませば』が先に制作されてるのですが、1989年8月号の『リボン』に掲載された”柊あおい”の『耳をすませば〜幸せな時間〜』が原作の漫画となります。
宮崎駿が、信州にある義理の父親の別荘で休暇を過ごしてた時に、そこの姪っ子たちが呼んでいた少女漫画を読んで、当時若手だった『エヴァンゲリオン』で有名な庵野秀明や『攻殻機動隊』の押井守に「これをアニメにできるか?!」とふっかけたのがきっかけと、オタクの神的存在の岡田斗司夫は言います。
さらに、宮崎駿が「バロン・ムタ・地球屋」を使った続編をリクエストして書いたのが『バロン 猫の男爵』でこちらをアニメ化したのが『猫の恩返し』といった関係性になります。
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猫の恩返しと耳をすませばにつながりがあるか調査まとめ

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ということで今回の企画。
猫の恩返しと耳をすませばにつながりが?
猫の名前が同じ?
誰が書いた話なのか調査!
といった内容でお送りしましたがいかがだったでしょうか?
今回の調査結果まとめます。
猫の恩返しと耳をすませばはつながりまとめ ・耳をすませばのその後が猫の恩返し ・ジブリ初の正式なスピンオフ作 ・月島雫が描いた小説が猫の恩返し ・猫男爵はかっこいいバロンで登場する ・ムタもほぼ同じキャラで登場する ・地球屋は猫の事務所と一緒 ・現実の作者は柊あおい ・映画の設定の作者は月島雫 |
このようなことがわかりました!
この巧妙な設定を知ってから見返すと「あそことあそこが繋がるのね〜」とか思いながら、より一層2作品を楽しむことができます。
是非『猫の恩返し』をみる前に『耳をすませば』を復習しておきましょう!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。